
御詠歌とは
「ご詠歌」とは三十一(みそひと)文字(五・七・五・七・七)の和歌で作られる「詠歌」と、七五調の歌詞にメロディをつけた「和讃」との二つがあり、総称して「ご詠歌」とよんでいます。
古代万葉花山法皇の頃、西国33ヶ所霊場を巡拝する際、お堂に奉納された和歌を詠み返すうちに、自然に生まれたのがご詠歌の旋律と言われています。
今では、四国・西国・坂東・秩父、各地の霊場でご詠歌をお唱えしながら巡礼されている方も大勢いらっしゃいます。
霊場に流れるご詠歌の旋律にふれ「ご詠歌と出会い、始めてみたくなった」という方もいらっしゃいます。
ご詠歌の内容は、仏さまを讃えるもの、仏さまの教えや寺院行事をやさしく説いたもの、あるいは亡き人の菩提(冥福)を願うものなどがあります。 ですから、単に歌声の善し悪しを求めるものではなく、心を込めてお唱えし、仏さまと向き合う時間を大切にしたいと考えています。

安養講とは
「安養講」とは真言宗の宗祖弘法大師(空海)の教えを慕い信仰する大師講です。
當山の佛國山安養寺富蔵院の寺号から名前をとり「安養講」と名付けられています。
中郷新四国八十八箇霊場の巡拝や真言太鼓の奉納などを行っています。
特に、真言太鼓は真言宗の根本的なほとけさま「大日如来」のお徳が全て詰まっている「光明真言」を太鼓のリズムに合わせ、ただひたすらに何遍もお唱えしその功徳をいただくこの地域の伝統的なものです。 江戸時代から東葛地区一帯で盛んに唱えられてきた貴重な文化財ですが、現在では當山も含め野田の一部にしか残っていません。
この貴重な真言太鼓を後世に伝えるため、富蔵院では随時「安養講」の講員さんを募集しています。
お大師様を信仰する方であれば當山のお檀家さんでなくても構いません。
詳しくはメールまたはお電話でお問い合わせください。


護摩祈願について
新年を迎えるにあたり、皆さまの息災を願い護摩祈祷を行っております。
護摩とは、御仏の智慧の炎によって煩悩を焼き尽くし、清らかな心で願い事を叶えるための法要です。(護摩祈祷料:3,000円~)
願意
- 厄除祈願
- 開運招福
- 家内安全
- 商売繁盛
- 交通安全
- 病気平癒
- 息災延命
- 身体健全
- 無病息災
- 社運隆盛
- 旅行安全
- 良縁成就
- 学業成就
- 合格祈願
- 必勝祈願
- 心願成就
- 所願成就